『国立印刷局 彦根工場』見学レポート:新紙幣展示も!お札の世界にどっぷり

先日、かねてより行きたかった『国立印刷局 彦根工場』の見学に行ってきました!

2024年7月から新紙幣となり、渋沢栄一の一万円札、津田梅子の五千円札、北里柴三郎の千円札が登場したため、彦根工場でも展示内容が一新されました。

国立印刷局 彦根工場

入り口は厳重で写真を撮りにくかったので横の入り口。建物全体が壁に覆われていて、通常の工場とは一味違います。

場所・アクセス・入館案内

場所・アクセス

  • 〒522-0027 滋賀県彦根市東沼波町1157−1
  • 0749-22-6450

JR 南彦根駅・ビバシティ彦根から500mほど彦根の方に進んだ場所の右側。前の道路は「おさつ街道」と呼ばれてます。

JR 南彦根駅(東口)から徒歩10分ほど。

駐車場

施設内は車で入れません。駐車場は、近江八幡市から見ると施設を通り越した横の体育館のところにあります。見学会の日は看板が出て、係の人も立っているのですぐわかります(一応、申込時に要予約)。

見学予約など

見学は事前予約制で、2ヶ月前の初営業日から予約可能です。人気があるので早めに取らないとすぐに定員になります。予約はインターネット受付か電話受付。

  • 見学日:火曜日、木曜日
  • 見学時間:9時30分~、13時30分~(所要時間 約90分)
  • 受付人数:40人/回(個人予約可)
  • 対象:小学生以上
  • 料金:無料

持ち物:筆記用具(メモを取りたい方)、カメラ(建物外観・工場内は撮影不可、展示は撮影可能)、服装:工場内は冷房が効いているので、薄手の羽織物があると便利です。

詳細および予約はこちらから

見学内容

受付

お金の工場なので通常の工場見学と比べてセキュリティが格段に厳しいです。受付で、住所・氏名・年齢を記載して身分証を呈示。

待機場所は見えるところだけど勝手には行けず、施設の人と一緒に歩きます。そこで再度受付。見学者用のバッジをもらえ、見学中はつけておく必要があります。

建物や工場内は撮影禁止で、筆記具以外の荷物をロッカーに預けます。

国立印刷局 彦根工場

映像で知る国立印刷局

まず最初に、映像による施設紹介がありました。お札がどのように作られ、私たちの手に渡るのか、その工程を分かりやすく解説してくれます。普段何気なく使っているお札ですが、その裏には高度な技術と丁寧な作業が積み重ねられていることを改めて実感しました。

工場見学:お札ができるまでを目の当たりに!

続いて、実際に工場内を見学。ガラス越しではありますが、お札が印刷される様子や、一枚一枚丁寧に数えられている様子を2階から見ることができました。大勢の人の手で作られているんだなぁと、改めて人の手による仕事を感じました。

係の人に質問すると答えられる範囲で何でも答えてもらえます。

新紙幣展示:じっくりと観察

そして、新紙幣発行でリニューアルされた展示コーナーへ。新しいお札のデザインはもちろん、偽造防止のための工夫など、様々な角度から展示されていました。

国立印刷局 彦根工場

偽造防止技術には驚かされます。

国立印刷局 彦根工場

定番の1億円の重さを体験してみようコーナーもあります。その他にも、大人も子供も楽しめる工夫が凝らされていて良かったです。

新紙幣グッズも充実!

見学の途中で、新紙幣グッズの販売コーナーへ(見学終了より先に店じまいになります)。

お札のデザインをあしらったクリアファイルや、キーホルダーなど、お土産にぴったりなものがたくさんありました。私も、新デザインのお札のタオルとハンカチを記念に購入しました。

国立印刷局 彦根工場

後で思ったんだけど、このタオルで顔を拭くと渋沢栄一と・・・。せめてタオルは津田梅子にすれば良かったかな。

まとめ

お金について深く学べる貴重な体験

今回の見学を通して、お金について改めて深く考える良い機会となりました。普段何気なく使っているお札ですが、その裏側にはたくさんの人の努力と技術が詰まっていることを知ることができました。子供と一緒に訪れても、お金の勉強になると思います(小学生以上)。

国立印刷局彦根工場の見学は、大人も子供も楽しめる貴重な体験です。お金について興味のある方は、ぜひ一度訪れてみてください。

関連コンテンツ

国立印刷局 公式ホームページ

工場見学可能なのは全国で4工場のみ

  • 東京工場
  • 小田原工場
  • 静岡工場
  • 彦根工場

お札と切手の博物館(東京都北区王子)

財務省関連施設の見学申込みサイト

MOFナビ 財務省関連施設の見学申込みサイト
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造幣局、酒類総合研究所、税関、国立印刷局

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工場見学彦根市
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