滋賀県長浜市の『賤ヶ岳古戦場』の魅力をご紹介します。近江八幡市からだと車で1時間半ほどで行け、日本の歴史を感じながら絶景を楽しむことができます。
賤ヶ岳古戦場は、1583年に豊臣秀吉と柴田勝家の間で繰り広げられた「賤ヶ岳の戦い」の舞台として知られています。この戦場跡は、戦国時代の重要な歴史的瞬間を物語るだけでなく、美しい自然景観を楽しむことができる場所でもあります。
豊臣秀次は直接参加してませんが、前哨戦となる長浜城攻略を担当し、柴田勝家軍への圧力を高める活躍をしています。
賤ヶ岳古戦場
場所・アクセス
- 〒529-0431 滋賀県長浜市木之本町大音
- 0749-82-3009
- 駐車場:無料(26台+40台)
- 最寄り駅:JR 木ノ本駅(シャトルバス有)
賤ヶ岳の頂上へは歩いても登れますが、賤ヶ岳リフトを利用して登ることもできます。登山口もリフト乗り場のすぐ近くです。
車で行く場合、北陸道 木之本ICで降りると5分ほど。無料駐車場がありますが、道が細いので必ず南側からアクセスしましょう。満車の場合、少し離れた場所に第2駐車場があります。
JR利用の場合は、木之本駅西口からのシャトルバス(無料)が便利です。
賤ヶ岳リフト
リフト乗り場にある券売機でチケットを購入して乗車。
- 営業期間:4月末ごろ~12月上旬
- 営業時間:9時~17時(11月以降は16時)
- 時間:片道6分
- 片道料金:大人 500円、小学生 300円
- 往復料金:大人 900円、小学生 500円
リフトに乗ると、心地よい風を感じながら、豊かな自然に包まれてゆったりとした時間を過ごせます。
歩いて登る場合、リフト乗り場の手前に登山口があり、山頂までは1時間程度で登れます(比高 300mほど)。
運行状況などの詳細は公式HPでご確認ください。
賤ケ岳古戦場からの景色
リフトを降りてから古戦場までは10分ほど登ります。上った場所には休憩所や開けた場所もあります。奥琵琶湖と余呉湖と木之本の街並み、これらの絶景は四季折々の美しさを見せ、訪れる人々を魅了します。
特に、琵琶湖の広大な水面は、見る者に感動を与えることでしょう。遠くまで見渡せる景色は、まるで大自然の絵画のようです。
また、余呉湖は、その静けさと美しさで心を癒してくれます。戦国時代の歴史に思いを馳せながら、自然の美しさを満喫できることでしょう。
賤ヶ岳古戦場から余呉湖までは登山道が整備されているので歩いていくことができます。時間と体力に余裕があれば、山頂からとは異なる余呉湖の景色がみられます。
帰りはそのまま余呉湖を半周するとJR 余呉駅があります。
木之本から長浜までの街並み、遠くには伊吹山までの景色も楽しめます。
賤ヶ岳合戦
山頂には賤ヶ岳合戦図があり、当時の各部隊の配置などがわかります。さらに詳しく知りたい場合、ガイドさんがおられると各部隊の動きを含めて丁寧に説明していただけます。無料でこんなに説明してもらって申し訳ないと思ったら、環境協力金 200円を左上の箱に入れましょう。賤ヶ岳カードがもらえますよ。
賤ヶ岳といえばこの武者像は外せません。隣に説明書きがありますが、負けた側ではなく、勝った秀吉方武将の像です。
トイレ
展望台などがある場所から少し降りたところに公衆トイレがあります。ただし、利用できるのは賤ヶ岳リフトの営業期間内だけのようで、冬から春にかけては閉鎖されるようです。
トイレは山麓駅の駐車場横にもあります。
まとめ
賤ヶ岳古戦場は、歴史愛好家だけでなく、自然を愛するすべての人々におすすめのスポットです。賤ケ岳リフトでの旅は、手軽にアクセスできるため、日帰りの観光にも最適です。ぜひ一度、近江八幡市から賤ケ岳古戦場を訪れ、歴史と自然が織りなす素晴らしい景色を体感してみてください。
おまけ:賤ヶ岳の七本槍
- 福島正則
- 脇坂安治
- 糟屋武則
- 平野長泰
- 片桐且元
- 加藤清正
- 加藤嘉明
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