八幡山縦走コースは、八幡堀近くの八幡公園もしくは日牟禮八幡宮横の登山口から八幡山に登り、そこから北之庄城址(七ツ池)、望西峰、水郷展望台を経由して百々神社(ももじんじゃ)へと抜けるハイキングコースです。
ハイキングよりも山歩きに近い感じです。登山までは行かないですが、一部に急な坂もありハイキングという気軽な言葉に騙されてはいけません。
基本的には尾根沿いを歩くのですが、それなりにアップダウンがあります。距離は2~3km程度。いくつか景色の良いビューポイントがあり、楽しめるハイキングコースになっています。
八幡山の登り口から百々神社に抜けるまで慣れた人で2時間程度です。
縦走なので入口と出口が離れています。車で行く場合、入り口まで戻る時間が必要になります。
詳細PDFはこちら 八幡山縦走
今回は、日牟禮八幡宮の横の登山口から八幡山を登り、そこから百々神社に抜ける方向に歩きました。上記リンク先のPDFにおおよその時間が書かれていますが、実際にこれくらいの時間かかりました。
日牟禮八幡宮横の登山口からの八幡山登山はこちら
八幡山縦走ハイキングの入口は、「北の丸」にあるので、瑞龍寺の右側を抜けて行くと近いです。「北の丸」には上記写真のように案内表示が付いているので迷うことは無いと思います。さぁいよいよハイキングのスタートです。
歩き始めると直ぐに貸出杖がありました。百々神社で返却したらいいと書いてあります。ということで、ありがたく借りることにしました。結果的に、これは大正解でした。アップダウンもあるし、蜘蛛の巣などを払うのにも大助かりでした。遠慮なく借りましょう。
しばらくすると長命寺の方角に眺望が開けます。琵琶湖からその奥に広がる比良山地までよく見えます。
長命寺についてはこちら
途中の山道はこんな感じです。比較的歩きやすく整備されています。所々でここが道か?というのはありましたが、何となくそれっぽいところを歩けば大丈夫です。
北之庄城址に到着しました。特に何があるわけではないです。北之庄神社への矢印があります。ここでショートカットして降りれば、ラコリーナ近江八幡の近くに降りられます。
さらに歩くと、何カ所か展望台があり、景色が楽しめます。
明るい廃墟から復活した「ピエリ守山」も見えます。琵琶湖大橋、琵琶湖の南湖、比叡山の方角です。
北虎の口展望台が中間地点のようです。見晴らしよく整備されています。
水郷地帯が良く見えます。安土城址の安土山、観音正寺がある繖山(きぬがさやま)、滋賀県最高峰の伊吹山まで見えます。
安土城跡はこちら
観音正寺へのアクセスはこちら
さらに歩くとヴォーリズ記念病院への分岐が出てきました。ここを降りて行くと、ヴォーリズ記念病院にあるヴォーリズ建築・五葉館の横に繋がっています。
北之庄神社とここの2ヶ所が途中にある登り口になります。この2ヶ所の登り口の間にあるのが、ラコリーナ近江八幡です。
ラコリーナ近江八幡について
ということで、山の上から眺めたラコリーナ近江八幡です。ちなみに「ラ コリーナ近江八幡の田植えが完了」も「ラ コリーナ近江八幡のパン屋さん」もこの八幡山縦走の帰りに寄ったものです。
よくわからん大岩が出てきました。多分このあたりが望西峰だと思うのですが、案内を見つけられませんでした。望西峰自体は眺望は特に良くないようです。
さらに10分ほど歩くとやっと開けたところに出てきました。重要文化的景観地区展望台・・・いわゆる水郷展望台ということで良いと思います。
西の湖とそこに繋がる水郷地帯が一望できます。その向こうには安土山が見えます。干拓が進んだため安土城が作られた頃とは全然違う景色なんでしょうが、これはこれで広大な景色です。
水郷展望台を過ぎるとあとはひたすら山の中を歩く感じです。そして最終地点の百々神社(ももじんじゃ)まで到達すると、貸出杖の返却箱がありました。
杖はホントにあって助かりました。
ゴール地点の百々神社です。名前は百々神社ですが、ももクロは来なかったようです。
百々神社の向かい側には長命寺川が流れています。
さて、ここからスタート地点に戻らないといけないのですが、来た道を引き返す気力は無いので、山麓に沿って歩いて帰ることにします。寄り道をしなければ30~60分程度です。
途中にはスパイダーマンがいたり・・・
水郷めぐりの船乗り場が何カ所か有ったり、ラコリーナ近江八幡が有るので、1日コースで時間が取れるのであれば、午前中に八幡山縦走をして、お昼を兼ねてラコリーナ近江八幡、その後で水郷めぐりの船に乗るとか、色々楽しめると思います。
水郷地帯と西の湖の水郷めぐりはこちら
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