ロープウェーで山頂まで登るにしろ、歩いて山頂に登るにしろ、同じ場所に到着します。ロープウェーの山頂駅が八幡山山頂散策の出発点になります。
詳細は上の図をクリックで拡大してください。
八幡山城址を歩いて1周すると30分程度です。途中で記念撮影や、瑞龍寺に参拝をすると余分に時間がかかるので、通常は45分か60分後のロープウェーで降りるくらいでしょうか。
見どころは大きく3つです。
- 展望館からの眺め
- 村雲御所瑞龍寺
- 北の丸址、西の丸址からの眺め
いずれにしても段差が多いので、足の悪い方には散策は厳しいです。足の悪い人は山頂駅のベンチで連れの人を待っておられることが多いです。
- 少し頑張って展望館まで
- もう少し頑張って西の丸址まで
- さらに頑張ると北の丸址と瑞龍寺まで
くらいのイメージで体の具合と相談して散策してください。それでは一つずつ見ていきましょう。
展望館
展望館までは急な階段です。左にあるオブジェは秋のイベント用で普段はありません。最近、八幡山と八幡山ロープウェーは「縁を結ぶ恋のパワースポット」ということで売り出し中のようで、展望館の前にはラブラブ用オブジェがいくつかあります。
展望館の前からは、水郷地帯、安土、八幡市内、三上山と南側の景色が一望できます。
展望館内に以前は売店があったのですが、2018年春に山麓駅内売店が改装されたのに合わせて閉店しました。現在は単なる休憩スペースとなっています。ただし、自販機すらありません。
2階は展望スペースですが、わざわざ上がるほどの違いはありません。
先日は秋のイベント用かわかりませんが、八幡市街を一望できるお殿様スペース?が作られていました。その一方で他の窓は景色が見えなくされていたり、よくわかりません。
展望館を通り抜けて、隣にトイレがあります。
村雲御所瑞龍寺
展望館を通り抜けると、北の丸址の方に向かう道となります。途中で、瑞龍寺に登る階段との分岐があります。展望館側から来た場合は、先に瑞龍寺に行かないと、ぐるりと回った後だと少し後戻りするイメージになります。
村雲御所への入り口となる門です。この辺りはほぼ石段で傾斜もきついですが、手すりが整備されています。
村雲御所の詳細はWikipediaを見てください。⇒ 瑞龍寺 (近江八幡市)
瑞龍寺の建物はめっちゃ撮影しにくいです。特に木の葉っぱがある季節は。
- 拝観料 300円
- 拝観時間 9:00-17:00
すみません、拝観したことありません。豊臣秀次の銅像とかあるようです。
瑞龍寺も縁結びのパワースポットに便乗してます。ここでは絵馬ではなく、「えんむすび瓦」を奉納します。お一つ600円で受付で購入できます。
以前は展望館でやっていたようですが、売店が無くなったので、現在は瑞龍寺まで登ってこないとできません。
「誓いのよつ葉」ということで、このハートの上に立って祈願するようです。
とうことで来た道を帰ります。「戦国の階段」というよくわからん立札が・・・。急な石段ですが整備されているのと手すりもあるので歩きやすいです。
北の丸址、西の丸址
寺に登る分岐まで引き返して、北の丸址に向かいます。
石垣が立派です。
八幡山の右側(東側)を回って北の丸址に行くルートはあまり道が良くありません。
北の丸址まで来ると、西の湖と長命寺山方面が良く見えます。ここにもラブラブスポットが作ってあります。
また、北の丸址は「八幡山縦走ハイキング」の入口となります。
八幡山縦走_里山ハイキングも読んで
北の丸址を通り抜けて、北の方をぐるりと回ると「西の丸址」に到着です。
西の丸址には、あからさまな「LOVE」スポットがあります。どんだけラブラブさせたいねんって感じです。琵琶湖の眺望は西の丸址が一番です。琵琶湖大橋、比良山系までよく見えます。
直接「西の丸址」に来る場合は左ルートの方が近いです。
左ルート(西側)からだと道が整備されていて、しっかりとした手すりもあるので、足の悪い方でも歩き易いです。
歩き易いとはいうものの、途中には階段も多いのでそれなりに大変です。これは左ルートで進んだ時の「西の丸址」と「村上瑞龍寺」の分岐点です。
まとめ(行先の目安)
琵琶湖の眺望を楽しみたい
ロープウェー山頂駅から真っすぐ、左ルートで西の丸址を目指しましょう
縁結び祈願は外せない
村雲瑞龍寺まで頑張って登り、「えんむすび瓦」を買って祈願しましょう
360度・全ての眺望が見たい、縦走ハイキングに行きたい
北の丸址を目指しましょう
殿様気分になれればいい
展望台に上がって、八幡市街を一望しましょう
という感じで、時間と体力と祈願内容に合わせて行先を選択してください。