近江八幡にあるパワースポット「藤ケ崎龍神」は、ビワイチするなら是非寄って欲しい場所です。
前編は、藤ヶ崎龍神に隣接する頭山と、その山腹にある「昭和天皇御即位御大典記念 大石碑」を回ってきたので紹介します。
前編はちょっとディープというか、カオスと言うか・・・。
藤ケ崎龍神・市バスでのアクセスについては後編で
【アクセス】
目指す頭山は、近江八幡市北西部の琵琶湖沿いにあります。
湖岸道路は、頭山と、そのすぐ隣にある岡山という山の間を通り抜けて頭山を回り込むように走っています。この辺りは琵琶湖国定公園の一部となっており、湖岸緑地・岡山園地という緑地帯があります。
岡山園地には、付近に水を供給する牧浄水場や、海の無い滋賀県には貴重な牧水泳場などがあります。ここに駐車場があるので、ここから歩いて行くことにします。
ちなみに、駐車場への入り口は看板も何も出ていないので湖岸道路から入る場所は非常にわかりにくいです。
トイレもあります。ただこのトイレに「9/1から11月末日以外使用できません」と書かれています。うーん、謎です。
今日の話と全然関係ないですが、湖岸道路を挟んだ反対側にコスモス畑があり、正に見ごろって感じだったので写真を撮っておきました。
【「昭和天皇御即位御大典記念 大石碑」を目指す】
Googleマップに従い頭山の山頂を目指します。「昭和天皇御即位御大典記念 大石碑」というのはその途中にあるように見えます。大石碑に行く方法として、ぐるりと回り込む道と、階段で直接上がれる道がありそうです。
頭山を回り込むように歩いて行くと、ちゃんと看板が出ていました。まっすぐ進むと藤ヶ崎神社に行くようです。
戻る方向には斜めに上っていく道があり、上の地図でぐるりと回り込んでいる道のようです。まずはそちらを目指します。
登っていく道は車が通れるくらいの広さがありました。
最初は綺麗だったのですが、すぐに折れた竹が無数に出てきます。
ハッキリ言って嫌な予感しかしません。
相変わらず道は広いのですが、折れた木の枝が行く手を阻みます。そして地面の草もかなり凄い状態になってきました。
ただ道は広いのです。迷いようがないくらい広いです。仕方が無いので木を避けつつ進みます。
途中には蜘蛛の巣が沢山あり、3,4cmくらいの蜘蛛が待ち受けています。蜘蛛は苦手なので、そこら辺に落ちている枝を拾って蜘蛛払いに使いつつ、さらに進みます。
一応、蜘蛛だけでなく蝶もいました。花がセイタカアワダチソウってのがイマイチイケてないですが・・・。
大量に襲い掛かる蚊とも格闘し、ズボンにくっつく草の実は諦め、さらに進んでいくとやっとありました。
「昭和天皇御即位御大典記念 大石碑」。
昭和4年3月31日に、昭和天皇が即位されたのを記念して建てられたそうです。90年近いってことですよね。この奥には琵琶湖が見えるらしいのですが、ゴメンナサイ、そこまで行く気力が無かったです。
ちなみに、この大石碑に向かう階段がこれです。
もう一回書きます。
「階段」です。
ほぼ見えません。完全に草に埋もれてます。平成が終わろうって頃なんで、「昭和は遠くになりにけり」でしょうか?
ここに来てみようっていう変わり者の人って年間何人くらいなんでしょう?
ちなみに、最初のGoogleマップで真っすぐに大石碑に上がってくる階段のようなものが見えるので、帰りはそっちから帰ろうかと思っていたのですが、全く見つけられませんでした。
【頭山の山頂を目指す】
この時点で今日は十分にいいネタになってきていると思うのですが、さらに山頂を目指してみます。
しかしながら、Googleマップでは道がありません。
ところが、ポケモンGoで見ると道があります。ナルト見たいにグルグルしながら山頂に向かうようです。
少し探してみましたが、結局、道を見つけられませんでした。仕方が無いので、適当に斜面を登ってみます。
たぶんこの辺が一番高いところ・・・という場所でパチリ。ここから反対側を見たら琵琶湖が見えたかもしれませんが、それどころじゃない感があってそのまま下山しました。
もう少し草の少ない季節に来たらいいのかもしれません。もう来ないと思いますけどねたぶん。
【豆知識】
今回登った頭山と道路を挟んで連なっている岡山ですが、元々は周囲を琵琶湖に囲まれた小島だったようです。確かに駐車場の向かいに水茎干拓土地改良区という場所がありました。そして、岡山の方が頭山よりもすこし標高が高いのですが、昔は水茎岡山城というお城があったそうです。水茎岡山城址という石碑が建っているくらいなので、きっと頭山よりは登れる状態になっていると思います。日を改めて、岡山の方に登ってみようと思います(懲りずに)。
ということで、藤ヶ崎龍神の後編に続きます。