海が無い滋賀県なのに島民がいます。琵琶湖上の離島「沖島」は、世界的にも珍しい淡水湖上で人が住む島です。
住所は近江八幡市沖島町、対岸からの距離は1.5kmほどで、移動は船舶のみ。フェリーというほど豪華ではないが、結構立派な船で50人ほど乗れます。
今回は、
- 堀切港までのアクセス方法
- 沖島通船の乗り方
を紹介します。
沖島へのアクセス方法
沖島へは堀切港(堀切新港)から定期船が出ています。観光で沖島に渡るには、まず堀切港まで行く必要があります。
堀切港の場所
場所は滋賀県近江八幡市の北部の琵琶湖沿いです。近くには『休暇村近江八幡』があります。この辺りの住所も沖島町です。
他に大中の干拓地、「棹飛び」が有名な伊崎寺などが周辺にあります。
堀切港へのアクセス
公共交通機関の場合、本数が少ないので予め時間を確認しておきましょう。
自家用車の場合、必ず来島者用駐車場に停めてください。
近江鉄道バス
JR近江八幡駅(北口)から近江鉄道バスで行けます。
- 行先:長命寺経由・休暇村行き(6番のりば)
- 降車バス停:堀切港
- 所要時間:約35分
- 料金:710円
- 時刻表:http://www.biwako-okishima.com/bus.html
ICOCAポイントに登録してICOCA利用すれば、往復で1000円を超えるので、ポイント還元を受けられて少しお得です。
あかこんバス
平日のみですが、JR近江八幡駅(北口)から堀切港まで近江八幡市の市民バス『あかこんバス』が使えます。定員12名のマイクロバスで、市外の人でも乗れます。沖島町コースはもうすこし大きいバスのようです。
- 行先:島・沖島町コース(堀切方面行き)
- 降車バス停:堀切
- 所要時間:40分
- 料金:200円(大人)
- 時刻表:https://montekite.com/bus/
あかこんバスについて詳細
自家用車・駐車場
「堀切港」内には、来島者用駐車場はありません。漁港内の駐車場は全て契約駐車場です。
来島者用の駐車場は、堀切港から徒歩5分ほどのところに2ヶ所あります。
必ず、沖島来島者用駐車場(無料)を使いましょう。
沖島を紹介する他サイトではまだ記載されてませんが、山甚水産の右側(東側)に新しく来島者用駐車場ができています。こちらの方が、堀切港に近いです。
湖岸道路(さざなみ街道)からはファミリーマート(ファミマ)を目印にして入ります。
かなり広さもあり、数十台は停められます。左側はお店の駐車場なので使えません。
以前からある来島者用駐車場がまだ使えるかは未確認。徒歩だと大回りする必要があるので5分程度かかり、新しい駐車場の方が便利です。こちらは20台ほど。
2ヶ所になったので、満車になることは無いと思います。
木々のトンネルを通り抜けて堀切港に向かいます。
駐車場料金
駐車料金は基本的に無料ですが、維持管理のために沖島通船の中にある協力金箱に\300/台をお願いしますとのことです(2019年時点)。
タクシー
JR近江八幡駅から堀切港まで約11km、20分。余計な停車が無く、最短で行けるため短時間で着きます。
料金は・・・単純計算で4000円くらい?
沖島通船について
堀切港からは沖島通船に乗船して沖島まで渡ります。
時刻表
1時間~2時間に1本という感じです。
「堀切漁港」発 ⇒ 「沖島港」着 ↓
堀切港から出る船の一部の便は、バスの到着を待って出発することがあります。
堀切港から沖島港まで、乗船時間10分程度で到着します。
「沖島港」発 ⇒ 「堀切漁港」着 ↓
乗り方・料金
船の便が少ないので、タイミングが合わなかった時のために待合室もあります。堀切港の周辺はビックリするほど何もありません。必要なものがあれば駐車場に行くところにあったファミマで調達しておきます。
それほど大きな港では無いので、乗り場は直ぐにわかります。
乗船券
沖島通船のチケット(乗船券)は、船内にある券売機で購入します。降りる時に購入したチケットを渡します。
船の後ろから乗り込んで、船内に入ると券売機があります。
料金
- 大人:500円(片道)
- 小中学生:200円(片道)
- 島民:200円(片道)
往復で購入した場合、同じ券が2枚出てくるので取り忘れないようにご注意ください。
島民かどうかの判断は顔パスです(たぶん)。
来島者用駐車場を利用した人に向けて、協力金をお願いする協力金箱が別にあります。
自転車は?
沖島にレンタサイクルは無いですが、JR近江八幡駅などで借りた自転車を沖島通船で運ぶことは可能なようです。追加料金は不要です。
船の後方に積むようですが、詳細は船長さんに確認してください。
もっとも狭い島で通路も狭いので、持って行っても邪魔なだけのような気もしますが・・・。島の外周1周とかは道が無いのでできません。
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