琵琶湖大橋は、琵琶湖の最も狭い部分である大津市の堅田と守山市を結ぶ橋です。この橋の北を北湖、南を南湖と呼んだりもします。有料なので自動車専用道路と思われがちですが、橋の両側に自転車・歩行者専用道路があります。
近江八幡市からだと湖岸道路を走って車で30分ほど。近いので快晴の天気を確認して急に思い立っても3時間ほどで行って帰れます。
琵琶湖大橋を徒歩で渡る
琵琶湖大橋 基本情報
- 開通:昭和39年(1964年)
- 4車線化(北側開通):平成6年(1994年)
- 長さ:1350m(南側),1400m(北側)
- 最大高さ:26.3m
近江八幡市から湖西に行こうと思ったら琵琶湖大橋は欠かせません。この橋が無かったら南の方をぐるりと大回りする必要があります。
永遠に無料化にはならないっぽいのが残念ですが、ETC化で少し安くなって普通車150円、ETC通行だと120円なのでたまに走る分には負担感はありません。ちなみに原付料金は10円です。
自転車、徒歩は無料で渡れます。
歩いて渡ると片道20分くらいかかります。途中の展望台で一休みしたり、大津・堅田側の道の駅に寄る場合、トータルで1時間~2時間くらい必要です。
アクセス・駐車場
守山側から
歩いて渡ると言っても近くまでは車で行く人がほとんどだと思うので駐車場所の紹介です。
近江八幡市から行く場合は守山側から渡ることになります。その場合、すぐ近くのピエリ守山駐車場が便利です。
明るい廃墟から復活したピエリ守山には、広大な無料駐車場があるので余裕で止められます。
近江八幡からだと駐車場に入り、ピエリ守山を通り過ぎて、びわこスカイアドベンチャーも通り過ぎて一番奥にある「G駐車場」まで行きます。店舗からかなり距離があるので埋まっていることはないでしょう。
ここから歩いて琵琶湖大橋の取付道路に出られます。
大津・堅田側
湖西の大津市堅田側から行く場合、道の駅 びわ湖大橋米プラザの駐車場がお勧めです。
ちなみに、歩いて渡り切るのは大変だから、手っ取り早く展望台まで行きたい場合は、道の駅の方が近いです。ただ守山側から車で行くと、往復の通行料が必要です。
道の駅なので駐車料金は無料。
ここから琵琶湖大橋の自転車・歩行者通路に出られるようになっています。
北側(新道)を歩く
ピエリ守山側から橋の北側を歩いて渡ってみます。
駐車場からすぐに取付道路の歩道に出られるので、琵琶湖大橋有料道路管理事務所の前を通り過ぎ、そのまま橋の方に向かいます。
右手にはピエリ守山に隣接する「びわこスカイアドベンチャー」が見えます。まだ行ったことないので行ってみたいです。
北側の歩道はこんな感じでかなり広いです。自転車が来ても余裕ですれ違えます。橋を渡る車は結構スピードが速いので、なるべく琵琶湖沿いを歩きます。
途中まではずっと平坦で、真ん中あたりから少し上り坂になり、一番高いところに展望台があります。展望台は、少し琵琶湖に突き出す感じで広くなってます。
北側に何が見えるのかを記した遠景図。
守山側を振り返ってみた様子。
右端から、ピエリ守山、琵琶湖アーバンリゾート(マンション)、長命寺付近、沖島、沖島の奥に伊吹山が見えます。
こんな快晴の日にヨットとは優雅で気持ちいでしょうね。
大津の方はこんな感じ。
比良山、道の駅びわ湖大橋米プラザが見えます。竹生島、白髭神社はさすがに肉眼ではよくわかりませんでした。
最大の高さは26.3mなので、見下ろすとかなり高く感じます。
これは先代の「うみのこ」ですが、このような船が下を通れるように一部が高く作られています。
琵琶湖大橋は、大型車が通るとかなり揺れるので、この展望台の突き出た場所にいると高さと合わせてなかなかスリリングです。
展望台から下り坂を歩いて行くと道の駅があり、橋から降りるための階段があります。
北側の動画はこちら
南側(旧道)を歩く
道の駅 びわ湖大橋米プラザに行くと、琵琶湖大橋をしたから見上げることができます。
下から見上げる琵琶湖大橋も迫力満点。
道の駅の駐車場を奥に進むと、橋の下を通り抜けるトンネルがあり、この先に南側の橋に登る階段があります。
帰りは南側の旧道を歩いてみます。
さすが旧道、歩道が狭い!
自転車が来るとすれ違うのに苦労するほどの広さしかありません(ほぼ誰も来ませんが)。二人で並んで歩くのも困難です(一人ですが)。
そして何より、すぐ隣を走る車のスピードがかなり速くて怖いのと、排気ガスの臭いがきついです。よっぽど物好きな人以外は旧道の散歩はお勧めしません。
旧道には展望台が無いことになってますが、ちょうど真ん中あたり、坂道の途中に少し広くなった場所があります。
歩道が狭いのですれ違うためのスペースかもしれませんが・・・。
南側から見える遠景図(南西)。ただこの絵は北側の展望台にあります。
実際の様子がこちら。ちょっと逆光で見難いですが、浮御堂は肉眼で確認できました。
浮御堂はこれですね。湖に突き出たお堂です。
南東側の遠景図がこちら。これも設置は北側の展望台。
実際の様子がこちら。
南側には南側の良さがありますが、太陽に向くことになることと、雄大さという点では北側に負けます。そして何より、背後の車が怖すぎです。
守山側には、北側から南側に渡るための適当な場所がありません。ピエリ守山に入るための連絡橋を渡るか、琵琶湖大橋東詰の交差点から渡るしか無さそうでした。
南側の動画はこちら
まとめ
琵琶湖大橋を歩いて渡ってみました。北側の新道の歩道の方が安全で眺めも雄大なのでお勧めです。
守山側から大津堅田の道の駅まで行き、戻ってくるのに必要な時間は1.5時間ほどです。気候の良い時に歩くと、湖から少し涼しい風が吹いてきて気持ち良かったです。
途中の寄り道先
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