滋賀県と言えば「琵琶湖(びわこ)」。というか、滋賀県の知名度が低く、琵琶湖の方が知名度が高いので琵琶湖県にしたらと本気で検討しているくらい存在感がある琵琶湖。
その琵琶湖について、最近あることに気が付いたのです。考えてみたら当然というか、今まで気が付かなかったの?っていうようなことなのですが・・・。
琵琶湖の標高って知ってます?
実は、84mもあるらしいのです。季節によって水位が変わるので、それに伴って標高も変動しますが、概ね標高84mくらいのようです。
これがどれくらいの高さかというと、近江八幡の八幡山城主は豊臣秀次、その叔父さんである天下人・豊臣秀吉の大阪城天守は、高さが日本一ですが54.8m。大阪城は大阪の中では比較的標高が高いのですが、それでも38m程度です。
ということで、琵琶湖の湖面に立つのと、大阪城天守閣の一番高いところに立つのとでほぼ同じ高さなのです。琵琶湖の広大な湖面を眺めていると、なんだか不思議な感じがしませんか?
琵琶湖は内陸にある湖で、そこから流れ出る瀬田川(宇治川、淀川)が水が流れるということは海水面よりは標高が高くて当たり前なんですけどね。滋賀県って平地が広がっているイメージがあったのですが、全て標高で見ると90mくらいはあるということになります。
この写真は西の湖の方向から八幡山を写したものです。一番左の頂上が八幡山です。八幡山の標高は約272mなのですが、登山口が既に90mくらいあるので、山として見えている範囲での高低差は180mくらいしかないということです。得したんだか損したんだかよくわかりませんが、標高と言うと実際に登る高さのようなイメージでとらえてしまいますが、滋賀県の山に限って言えば、マイナス90mした高さが実際に登る高さということになります。
言われてみれば当たり前なんだけど、へぇーって感じがしませんか???
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