「瓶割り柴田」の瓶割山に登ろうー前編

少し前の6/5に瓶割山かめわりやま:別名 長光寺山)に登ってきました。戦国時代に柴田勝家に「瓶割り柴田」という異名が付く元になった山です。山頂には長光寺城の城跡があります。場所は近江八幡駅から南西に数kmほど行ったところです。お隣の東近江市との境界になります。


【場所】

標高は234mとのことですが、昨日書いたように山のふもとの標高が100m程度あるので、実際の高低差は130mほどになります。

【名前の由来】

戦国時代に近江を支配する六角氏の押さえとして、織田信長は支配下の長光寺城に柴田勝家を配置していました。その後、六角氏との戦となり、元々勢力の強かった六角氏に城を包囲され籠城戦となります。水を絶たれて落城が近づくと、柴田勝家は全滅よりも突撃することを選び、残った水を兵士に飲ませた後、残りの水が入った瓶を全て割ってしまいます。そうして士気を高めて最後の攻撃に打って出、見事に敵を打ち破ったということから「瓶割り柴田」という異名が付いたと言われています。瓶割山という名前になったのは

応仁年代(1467~69)の頃、佐々木氏の築城と言われています。その後織田氏の支配となり、六角氏との戦で、守将の柴田勝家は籠城戦を取り、水瓶を割って士気を鼓舞いしたことから「瓶割柴田」の異名が付けられました。現在の瓶割山の名前はそれがもとになって付いたようです。

 

【登山口】

登山口は「日吉神社」にあります。わざわざ地図を入れたのは、北側の「日吉神社」を強調するためです。ちなみに南側にも「日吉神社」があります。神社としては南側の方が立派なようですが、こちらから登ると大変なようです。地図では道があるように見えますが、貯水槽への道で登山道としては基本使えません。

近くにある「不二の滝」と「日吉神社」は繋がっているので、不二の滝を経由して日吉神社に行けます。

 

【アクセス】

徒歩の人は、近江八幡駅から近江鉄道八日市線に乗り換えて一駅、「武佐駅」で降りて1.5kmほどだとおもいます。

車の人は、日吉神社周辺に駐車場はありません。飛び込みでどこかに停めさせてもらえるように交渉する度胸のある人はどうにかなるかと思いますが、そうでない場合は、駅周辺に停めておいて徒歩と同じルートにするか、8号全沿いの〇〇に停めておくかでしょうか。ちなみに私は車の点検があったので、ディーラーに車を預けて、歩いて向かいました。

 

さて、実際の登山について見ていきましょう。

車屋さんから歩いて日吉神社を目指します。

瓶割山

瓶割山

これが今回登る瓶割山の全景です。近江八幡方面からの写真です。

飛び出し注意

飛び出し注意

途中、変な飛び出し坊やがいました。顔が凄すぎます。この顔を見たら間違いなく止まります。

不二滝_入口

不二滝_入口

これが日吉大社の隣に見える不二滝への入り口です。不二滝から日吉神社の方に行けるので、今回はここをくぐって最初に不二滝に行ってみます。

不二滝?

不二滝?

不二滝の石とともに、一本の水が落ちてます。これが滝?

不二滝?2

不二滝?2

さらに奥に行くとより厳かな場所が・・・。

不二滝?3

不二滝?3

中に入るとここにも水が落ちています。これが滝?

これ以上のものは不二滝にはないので、これらが不二滝なんでしょう。ここから日吉神社の方に向かうことができます。

ということで、長くなってきたので実際の登山は後半に続きます。

「瓶割り柴田」の瓶割山に登ろうー後編

 

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