東近江市発祥の飛び出し坊や・とび太くんですが、最近は重県内の各地で見ることができます。今回は、近江八幡市から車で1時間、長浜市にいる『ヤン坊とび太くん』と『マー坊とび太くん』です。
ヤン坊、マー坊と言えば、ウィキペディアにも載っている『ヤン坊マー坊天気予報』が懐かしいですね。農機具などの製造・販売をしているヤンマーホールディングスのマスコットキャラクターです。ついでなのでヤンマーミュージアムについても紹介します。
飛び出し坊や・とび太くん
ヤンマーホールディングスは、ヤンマー創業者の山岡孫吉氏が滋賀県長浜市の出身であり、現在も長浜市に生産拠点を構えています。また、ヤンマーミュージアムという施設があります。
とびだしとび太(ヤン坊とび太くん、マー坊とび太くん)は、ヤンマーミュージアムの施設周辺に多数設置してあります。
ヤン坊とび太くん
胸にYマークがついているヤン坊。
ヤン坊、マー坊が誕生したのは1959年です。既に60歳以上、還暦過ぎてます。
デザインも初代から何回かアップデートされており、この飛びだし坊やとび太くんは、219年のヤンマーミュージアムリニューアルに合わせてアップデートされた、最新の8代目デザインをほぼ踏襲しています。
マー坊とび太くん
胸にMマークがついているマー坊。
ヤンマーミュージアムと道路を出入りできる場所が数ヶ所あるのですが、それぞれにセットで設置されています。
ヤン坊・マー坊見分け方
B面だとこんな感じ。久田工芸制作なので、丁寧な描き込みです。
二人の見分け方ですが、全体的に髪型が上に凸か下に凸かというところが一番わかりやすいです。これは2代目から差がついて、3代目から明確になったようです。
他にも、ヤン坊の方は、こめかみのところが少しピッと跳ねているのが特徴的です。実はこれ、初代からずっと変わらない部分です。
ヤン坊とび太くん、マー坊とび太くんの胸のマークは「Y」と「M」ですが、最新のデザインから「YANBOH」「MARBOH」というロゴのオシャレなデザインの服に変わってます。ここはわざと単純にしたんでしょうね。
どのデザインを知っているかで年代がわかる。キャラクター変遷の詳細は公式HPも見てみてください。
ヤン坊マー坊(ヤンマーHP)
ヤンマーミュージアム
2019年10月にリニューアルオープンしました。ヤン坊マー坊もそのタイミングで8代目にアップグレードされてます。
記載の内容は2021年5月のものです。その後変更になっている可能性もあるので、詳細は公式HPをご確認ください。
場所・アクセス
- 住所:〒526-0055 滋賀県長浜市三和町6−50
- 営業時間:10:00~18:00
- 定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日や振替休日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/6)
- 料金: 一般 800円、中・小学生 400円、未就学児 無料
- 駐車場:あり(無料)
- 事前予約2時間制
場所は、長浜市の観光の中心である黒壁スクエアなどがある繁華街から数百メートル南に行ったっところです。JR長浜駅から徒歩でも行けます。近江八幡市から車で行くと、湖岸道路を走って1時間ほどで着きます。
土曜日、日曜日、祝日はJR長浜駅との間でシャトルバスが出ています。9:30~13:00まで30分毎にJR長浜駅を出発。
近くには、サラダパンが有名な「つるやパン」の2号店、「まるい食パン専門店 つるやパン」もあります(サラダパンは販売していません)。
サラダパンについてはこちら
館内紹介
ヤンマーミュージアムの内容
- 創業者・山岡孫吉のチャレンジストーリーを体感するシアター
- 体を使うものから映像をメインとしたものまで各種ゲーム
- セレッソミュージアム&ストア
- 屋根の上のビオトープと足湯
- 見晴台
- ヤンマーの歴史紹介
- 軽食・喫茶
- お土産ショップ
実際の様子を少しだけ紹介します。
外にはヤンマーのボートが置いてあります。日付版が置いてあるので記念撮影スポットですね。訪問は2020年10月29日・・・って、半年前やんけ!
紹介サボってました。
館内外のあちこちにオニヤンマのオブジェがあります。
建物の中にもトラクターとか置いてあります。
創業者・山岡孫吉の紹介、ヤンマーの歴史が学べます。
ちなみに、ヤンマーとヤマハ発動機って製品が被っているし、「ヤ」と「マ」が被っているしでごっちゃになりやすいですね。
- ヤンマー:大阪本社、Jリーグ・セレッソ大阪
- ヤマハ発動機:静岡県磐田市本社、Jリーグ・ジュビロ磐田
ゲーム各種は公式HPで確認してください。どちらかというと小学生くらいの小さい子供向けという感じですが、大人でもそれなりに楽しめます。
元セレッソで、近江八幡市出身の乾貴士選手が登場するコンテンツもあります。
二階の外にはビオトープと足湯(おにやんまの湯)があります。
さらに階段を上がって屋上には展望スペース。それほど高さは無いですが、周りに高い建物も無いので、琵琶湖から伊吹山までよく見えます。
喫茶・軽食ができる場所があり(レストランってほどではない)、平日限定ですがヤンマートラクタープレートでのランチも可能です。このプレートはお土産としても売ってます。
グッズ売り場が充実していて、トラクターのタイヤを模したチョコレートとか、ヤンマーデザインのかわら煎餅とかのお菓子はもちろん、文具・雑貨、ヤン坊マー坊と同じデザインのTシャツ、とび太くんグッズ、セレッソグッズなど色々ありました。
新型コロナウイルス感染拡大のため、一時休館していましたが、現在は完全予約制・コンテンツ2時間制限で開館しています。
公式HP
ヤンマーミュージアムの公式ホームページは下記となります。
予約は、公式HPの「予約申込み」をたどっていけば可能です。
平日などで予約定員に達していない場合、予約なしでも入場可能ですが、運しだいになるので、行くのであれば予約必須です。
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