先日紹介したNHK朝ドラ「まんぷく」で疎開先風景のロケ地となった円山地先のすぐ近くにある「圓山神社(まるやまじんじゃ)」に参拝してきました。
場所は、西の湖とその周辺の水郷地帯、西の湖から琵琶湖に流れ出る長命寺川、鶴翼山(八幡山)の北端に囲まれたところに位置している、滋賀県近江八幡市円山町です。
山頂(というほど高さは無いですが)には、 近江円山城 (西条佐々木氏居城)址があります。
こんもりと円い山?があり、その麓には集落があります。直ぐ近くには水郷めぐりの船乗り場が数カ所あります。
円山町は円山神社がある山の周辺に集落があり、その中心が圓山神社です。4月には松明祭りが行われます。
神社入口です。
駐車場はありませんが、この鳥居の前に2台ほど停められます。普段は人気が無いので、ここに停めておいても大丈夫と思います。
あとは、すぐ近くに水郷めぐりのお客さん用の駐車場があるので、お店の人に言えばそこに停めさせてもらえると思います(平日は)。
鳥居をくぐった後は、先が見えない石段が続きます。
先ほどの石段写真の天辺まで登ったあたりに、寳珠寺(ほうじゅじ)という天台宗の寺があります。老朽化がしていましたが、重要文化的景観に指定されたことで改修されたようです。
なお、円山町の「近江八幡の水郷」は国が選定する「重要文化的景観」第1号として2006年1月26日に指定されています。
この圓山神社と寳珠寺もヨシ群とともに景観構成要素に含まれています。
今回紹介してませんが、石段を挟んで寳珠寺の反対側の近くには「清見寺(せいけんじ)」というヨシを使用したヨシ屋根が残る寺院があります。
寳珠寺で一休みしたところで、上を見上げるとさらに傾斜のきつくなった石段が続きます。
でも安心してください。半分は過ぎてますから。
石段を登りきると手水舎があり、右に少しだけ石段があります。
普段人がいないようで手水舎に水がでてなかったです。
上の写真の右側、石垣の上に立つのが拝殿、左側に見えるのが本殿です。
上に登って本殿を見てみます。本殿の後ろに見える巨岩がご神体のようです。
観光地化されていないので、ひとけも無く、鳥のさえずりを聴きながら、たまにドングリが屋根に落ちる音にビビらせられながら、落ち着いた時間を過ごせます。