2018年5月4日に、近江八幡市・篠田神社で開催された、篠田の花火に行ってきました。篠田の花火の行き方、駐車場情報など、詳細はこちら(「篠田の花火」とは)。
ポケモンGoをしたかったので歩いて向かいます。篠田神社のある上田町に入ると、ところどころの家の軒先に「御神燈」と書かれた提灯が吊るされていました。「篠田の花火」は花火大会ではなく祭りということがよくわかります。夜道で暗いので助かります。
20時ころに篠田神社に到着。屋台も定番と言えるものは一通りありました。明るい時に来たことが無いので、どこに何があるのかわかりません。とりあえず、歩き回ってみます。篠田の花火っぽい板を発見。高さ約15m、幅約25mもあるそうです。その横にいかにも燃やされそうな松明も見えます。
花火大会では無いですが、20時ころから打ち上げ花火が上がります。ただし、連続してボンボン上がるわけではなく、1発ずつ、花火の大きさ、製造者、スポンサーを紹介しながら上がります。数は少ないですが、大玉の派手な花火が多く見ごたえがあります。しかも打ち上げ場所が近いので、頭の真上に上がる感じです。
ちなみに篠田神社のすぐ横には新幹線が走っています。新幹線が通過するときには上げないことになっているのか、時々新幹線待ちの間があります。
21時頃になるといよいよ篠田の花火のスタートです。2018年の最初は「西郷どん」にちなんだ花火があったのですが、立ち位置が悪くほぼ見えませんでした。その後、ナイアガラ花火があります。ちょっと横から無理して撮影。
いよいよメイン花火の点火です。見物客の目の前でかなり派手にクルクル回る花火などが火花を散らし、煙がすごいことになってます。そしてその煙が晴れると、奥に薄い青色に光る絵が浮き上がってきます。
篠田の花火2018_点火
この青紫色の炎が「和火」と言われるものです。点火の派手さから一転、かなり地味で味わい深い花火です。しかし、点火前から思ってたのですが、この絵は何だろう???(この写真は拡大可能です)
とりあえず、拡大してみます。何か字がいろいろと書かれているのがわかります。でも、何だろう。なんだと思います???(この写真は拡大可能です)
もう1枚、全体を映した写真です。最近はスマホで写真を撮る人が多いですが、スマホカメラの性能が向上したとはいえ、こんなに暗い花火をうまく撮れるのでしょうか?それは知りませんが、じんわりと浮かび上がる花火なので、ライトを光らせると直接花火に向けなくても怒られます。確かに見物人も気を付けないといけない点だと思います。(この写真は拡大可能です)
さて、今年の絵の答えですが、いぬ年ということで、「南総里見八犬伝」をテーマにした花火だったようです。確かに里見八犬伝の8つの文字っぽいものが見えます。右にいるのが犬でしょうか? 現場ではわかりませんでしたが、次の日の京都新聞に書いてありました。
10分くらいたったでしょうか?いよいよフィナーレです。右の方に立ててあった大松明に火がつけられます。
松明の火がどんどん大きくなっていきます。火花が高く舞い上がります。そして、なんせ距離が近いので、風向きによるのでしょうが灰が降ってきます。メインが地味なのに対して、最初と最後は火花が降り注ぎまくりです。(この写真は拡大可能です)
「篠田の花火」は、派手さは無いものの青紫色に光る幻想的な炎が楽しめるアダルトな祭りのようです。
火花を感じたい方は19時ころには場所取りをしないといけないようですが、そうでない場合は直前に到着しても見ることは可能です。
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