近江八幡市の八幡堀近く、旧市街の街並みの中に最近できた施設が「文化伝承館」です。
場所は、市営小幡観光駐車場近く、「近江八幡市 郷土資料館」と「滋賀銀行 八幡支店」の間です。以前は交番だった場所が改修され、「文化伝承館」として2018年4月にオープンしました。
文化伝承館(近江八幡市新町)
場所と施設情報
- 開館時間:10時-16時
- 費用:無料
- 休館日:月曜日
施設と言っても元は交番(たぶん)なので、一部屋ほどの広さしかありません。何が展示されているのかというと、「近江八幡の火まつり」の一つである「左義長まつり」についての紹介です。
左義長まつりの見どころは、各町内がその年の干支にちなんだものを海産物や穀物なのの食物で作り上げる「だし」になります。
数ヶ月かかって作ったダシを、2日目の夜に燃やす瞬間が一番盛り上がります。
左義長まつりの「だし」の写真が所狭しと飾られています。他にも、左義長まつりの由来についての紹介パネルやパンフレットもあります。
入口は開けっ放し、無料なので、街歩きや隣の郷土資料館に来たついでや、観光バスの拠点「市営小幡観光駐車場」での待ち時間つぶしの間に覗いてみられてはいかがでしょうか?
こことは別に、この奥にカフェがオープンしています。お土産も少しあります。
左義長ダシの実物を展示中(2019/4/13追記)
2019年4月9日に文化伝承館の前を通ったところ、左義長ダシの実物が展示されていました。
少し前に、すぐ近くの旧伴家住宅に展示される左義長ダシが変わったというのがニュースになってましたが、前に旧伴家住宅に展示されていたものが移動されてきたようです。
期間限定展示か、ずっとあるのかはわかりません。
囲いも無いので、メッチャ近づいて、実際に触ることもできます。実物を至近距離で見ると全て食べ物で作られているというのがよくわかります。
2019年の左義長まつりの各町内のダシについて説明した紙も置かれていました。そっちは左義長まつりの記事の方で追加掲載しています。
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