不老長寿の果実「むべ」の名づけの由来となった伝説は、滋賀県近江八幡市北津田町が舞台です。天智天皇(626~671年)の頃のお話です。
4月に花を咲かせた郁子ですが、10月~11月に赤紫色の果実となります。
実の写真が撮れてないので花の写真。
そんなムベに関する話題を2つ紹介。
皇室への「むべ」献上
1982年に一旦途絶えたものの、2002年に復活した「むべ」の皇室への献上が令和元年の今年も行われました。例年11月のようですが、今年は「天皇即位の礼」が10月22日に行われたため、それに先立って献上されたようです。
近江八幡市北津田町の奥島山自然休養林に自生する「むべ」の中から、色合い、形などを厳選した最高品15個が特製の竹かごに入れて献上されます。
こういうのって誰がどうやって食べているのでしょう?食べられているのか?
大嶋奥津嶋神社
献上は大嶋奥津嶋神社から行われています。名づけの由来となった天智天皇のお話や、場所・アクセスなどの詳細はこちらをどうぞ。
ムベに関する石碑もあります。1878年に明治天皇が詠まれたものです。
むべ狩り体験
そうは言っても郁子ってなかなか出回ることないし、実際に食べたことがあるという人も少ないのではないでしょうか?
実は私もありません。
そんな方のために、近江八幡市には全国的にも珍しいと『むべ狩り』体験ができる場所があります。
場所・アクセス
- 住所:滋賀県近江八幡市津田町75-5(津田内湖干拓地内)
Googleマップでは上記位置が出てきます。八幡山の北側、長命寺川の近くです。11月に水郷の里マラソンが行われる近江八幡運動公園の近く。
周辺道路が普段は通れなかったりするので非常にアクセスが難しいです。行き方としては、長命寺川河口のところか、長命寺川渡合堰近くの百々神社のところから、長命寺川の土手を走っていくのかな???
私は一度南から行こうとして、工事中や通行止めで辿り着けませんでした。もしかしたらこの時期は通れるようにしてあるかもしれません。
気になるのは公式HPの地図と少し場所が違うこと。期間中は案内表示があると思うので、それを見つけて進むのが確実。
近江鉄道バス
JR近江八幡駅から近江バスで行く方法です。
- 路線:長命寺線「長命寺・休暇村行き」
- 乗り場:6番
- 降車:北津田町バス停
- 所要時間:25分
- 下車後、徒歩20分
収穫体験概要
令和元年(2019年)の前出のむべ園「むべ狩り」体験の内容です。
- 期間:11月1日~11月10日まで(なくなり次第終了)
- 休み:火~木曜日休み
- 結局のところ:1,2,3,4,8,9,10日
- 入場時間: 9:30~15:30
- 料金:大人(中学生以上)/1,000円(税込)、子供/500円(税込)
※500gのお土産付き - その他:事前予約が必要
事前予約は下記公式HPから可能です。
アクセスマップもありますが、これでたどり着くの至難の業。でも近くに行けば案内板があるはずです。
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