先日、佐藤健主演で『るろうに剣心』の新作、「追憶編」と「人誅編」をもとにした2作が2020年夏に連続公開されると発表されました。
『るろうに剣心』と言えば、
- るろうに剣心
- るろうに剣心 京都大火編
- るろうに剣心 伝説の最後編
の3作が過去に公開されていますが、いずれも大ヒットを記録しています。
映画『るろうに剣心』の撮影は、滋賀県内各地がロケ地として使われています。近江八幡市でも『八幡堀』が重要なシーンで使われ、聖地巡礼の場所として人気です。
新作発表に便乗して、過去作品の『八幡堀』ロケ地のシーンと滋賀県内ロケ地を振り返ってみましょう。
『るろうに剣心』ロケ地巡りー八幡堀
第1作
オープニング
八幡堀は神谷道場の近くにあることになっており、神谷道場を中心に物語が展開する1作目は特に登場シーンが多いです。
オープニング後の剣心(佐藤健)が船に乗っているシーンで延々と八幡堀を移動します。かわらミュージアムから白雲橋の方へ進みます。
白雲橋はとりあえずくぐりたくなります。
鵜堂刃衛から逃げる
鵜堂刃衛(吉川晃司)と薫(武井咲)が初めて対峙するのは滋賀県大津市の三井寺ですが、その後、一瞬で近江八幡市の八幡堀に移動し、剣心と薫が逃げるシーンとなります。
かわらミュージアム横の堀沿いを走り抜けます。
かわらミュージアムから堀へ下りる階段のところで一旦隠れた後、前にある橋を渡ります。
遠くから見るとこんな感じ。
「かわらミュージアム」についてはこちら

高荷恵と剣心の対話
座りながら剣心がほほの十字キズについて話し、高荷恵(蒼井優)が自身の過去について話すシーン。
白雲橋をバックにした堀沿いです。かわらミュージアムとは反対の方です。一段高いところから堀沿いまで下りられる場所がいくつかあり、その中の一ヶ所です。
降りてみるとこんな感じ。撮影ではこの場所に桟橋が作られています。
その他、実際のロケの様子はこちらをご覧ください。

京都大火編
第2作は舞台が京都に移動するため登場は少ないですが、薫(武井咲)に京都行きを告げる重要なシーンで登場します。
剣心が薫に京都に行くと告げる
序盤で大久保利通が暗殺された後、薫が号外を見ている所に剣心が京都へ行くことを告げに来るシーンです。
剣心が船に乗って帰ってきます。
薫が号外を見ていたのはこのあたり。白雲橋と明治橋の間。そこに剣心がやって来て話をします。京都に行くことを告げます。
白雲橋の方に去っていく剣心。
この場所、第1作の高荷恵と話をした場所とほぼ同じです。なんせ神谷道場の近くだから。
白雲橋を中心に、東西両方が撮影に使われています。
牢獄
近江八幡市内でもう一ヶ所、八幡堀の近くの旧酒蔵を改造した「まちや倶楽部」でも撮影が行われています。設定は牢獄。
「京都大火編/伝説の最期編」のロケの様子はこちらもご覧ください。
滋賀県内ロケ地
近江八幡市以外の滋賀県内ロケ地をかなりザックリと紹介。
第1作
三井寺(善法院):大津市
冒頭の「鳥羽伏見の戦い」のシーンです。竹林が見事です。
三井寺(石橋):大津市
剣心と鵜堂刃衛が初めて出会った場所。その前に無謀にも薫が突っかかりますが・・・。
安楽律院:大津市
剣心と刃衛の最終決選の場です。
三井寺と同じ大津市ですが、かなり辺鄙な場所です。 行こうと思ったら一苦労。
京都大火編/伝説の最後編
京都大火編は八幡堀シーンは減りました。伝説の最後編に至っては神谷道場が出てきません。その他のシーンでは引き続き滋賀県内ロケ地が多くあります。
彦根城・玄宮園:彦根市
冒頭で大久保利通が暗殺された場所です。瀬田宗次郎(神木隆之介)が白壁の塀を走ってる場所ですね。
みなくち子どもの森:甲賀市
赤空の息子、新井青空が住む家です。
日吉大社:大津市
緋村剣心が新井赤空から初めて逆刃刀をもらうという重要なエピソードが撮影された場所です。
日野城跡:蒲生郡日野町
四乃森蒼紫と剣心が決闘した場所です。
安楽律院:大津市
第1作に続いての登場ですが、撮影場所を変え、剣心の師匠、比古清十郎の家となってます。飛天御剣流奥義伝授の場所です。
ちなみに、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』で、志々雄真実(藤原竜也)と共に行動する駒形由美を演じた高橋メアリージュンは滋賀県・大津市の出身です。

最後に
重要なシーンはほぼ滋賀で撮影されたともいえる「るろうに剣心」ですが、次回作ではどんな場所が登場するのでしょうか?
いくつか滋賀県内ロケの話は聞いてますが、八幡堀で撮影があったかは知りません。
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