映画『るろうに剣心』の完結編、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』のDVD/ブルーレイが発売となりました。この2作品の滋賀県内ロケ地を紹介します。
神谷道場の近くとして、るろうに剣心シリーズでは定番となっている近江八幡市内ロケもあります。
るろうに剣心 最終章 The Final
日牟禮八幡宮(近江八幡市)
滋賀県近江八幡市のロケ地としては第1作から『八幡堀』が神谷道場の近くとして使われてきましたが、最終章では八幡堀のすぐ近くにある『日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)』がロケ地となりました。
アクセス
詳細情報
- 住所:〒523-0828 滋賀県近江八幡市宮内町257
- 拝観料:無料
- 駐車場:周辺に無料駐車可能(満車の場合、近隣の観光駐車場・有料へ)
撮影に使われたのは、楼門を入って右側の木が生い茂っている場所です。
この能舞台の裏です。
雨の中、佐藤健(緋村剣心)の後ろ姿のシーン。
奥に見えるのは「たねや日牟禮乃舍」です。クラブハリエのバームクーヘンが有名ですが、和菓子の「たねや」も人気です。
武井咲(神谷薫)が傘を持って立っていたのはこの角度。
武井咲が佐藤健に傘を持って近づいて行くのは、この巨木2本の方向です。同じ場所で方向を変えながら撮影したようです。
奥の柵を越えた通路の少し右側に八幡山の登り口があります。
八幡山を登った後は、そのまま八幡山縦走も楽しいです。
弘誓寺(東近江市五個荘)
同じ名前の寺が東近江市だけでも幾つもありますが、撮影に使われた弘誓寺は五個荘金堂地区の弘誓寺です。
弘誓寺は「ぐぜいじ」と読みます。那須与一の孫、愚咄を開祖とし、正応3年(1290)に創建。五個荘金堂重要伝統的建造物群保存地区の中心的な存在となっており、現在の本堂は宝暦5年(1753)再建された重要文化財です。
アクセス
詳細情報
- 住所:東近江市五個荘金堂町615
- 拝観料:無料
- 駐車場:すぐ近くに無料駐車場有り
駐車場は弘誓寺の裏、道路の向かい側に砂利のスペースがあります。また、すぐ近くに「東近江市立 ぷらざ三方よし(東近江観光協会)」の広大な無料駐車場もあります。
撮影場所は本堂。うちのショボいカメラでは青天の午後撮影は綺麗に写せず。
本堂の右側から左を映す感じで、土屋太鳳(巻町操)と和尚が並んで歩き、後ろに伊勢谷友介(四乃森蒼紫)が歩いているシーン。巴の日記を受け取る場所。
こちらのアングルも。後ろの鐘楼も写ってました。ほとんど何も隠すことなく、そのまま撮影に使われているのがわかります。
敷地はこじんまりとしているものの、文化財になっている建物が他にも幾つもあります。また、弘誓寺の前に流れる水路には鯉が泳いでおり、金堂地区の象徴としてよく紹介されています。
金堂地区は、近江商人屋敷が立ち並んでおり、時代劇の定番ロケ地となっています。最近だと、NHK朝ドラ「まんぷく」で外村繁邸などが使われました。
総寧寺(米原市)
The Finalの最後、巴の墓参りをした後、歩いているのはこちら。
アクセス
- 住所:〒521-0093 滋賀県米原市寺倉108
るろうに剣心 最終章 The Beginning
油日神社(甲賀市)
アクセス
詳細情報
- 住所:滋賀県甲賀市甲賀町油日1042
- 拝観料:無料
- 駐車場:無料駐車場有り
- 電車:JR草津線「油日駅」から徒歩30分
あと数kmほど南に行くと三重県という場所にあります。超定番ロケ地の一つ。るろうに剣心では、始まりの場所的な回想シーンで使われています。長州・阿弥陀寺という設定。
緋村剣心 (佐藤健)の他に、桂小五郎(高橋一生)、高杉晋作(安藤政信)が登場。
安藤政信が気合を入れるんですよ、ここで。ほぼそのまま使われてます。
楼門と連なる回廊が趣のある建物です。維新の志を持った若者が集まってきて、ここで鍛錬するんですね。
かなり僻地にあるので、ふだんはホントに人気が無くゆっくりと見て回れます。映画ロケ地とかの聖地巡礼の人くらいしか行きません。本殿と楼門は桃山時代の建物とされていて重要文化財になっているので見応えがあります。
公式HPのトップに、年に数回は映画のロケをしてるかもしれないから・・・と書いてある神社も珍しい。
シリーズ過去作
シリーズ過去作でも滋賀県内で多数のロケが行われています。
- 八幡堀
- 三井寺
- 安楽律院
- 彦根城
- みなくち子どもの森
- 日吉大社
- 中野城(日野城)跡
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