電車でJR近江八幡駅に着いた後、近江八幡市の観光の中心となっている「八幡堀・八幡山」までの移動は、バス、タクシー、レンタサイクルなどがありますが、歩く人も多いです。距離は2~3kmほどなので、徒歩だと30分程度になります。途中にあるお店などを紹介。
バス移動についてはこちら
レンタサイクルについてはこちら
駅の改札を出て北口の方に、階段を左に降りたところに観光案内所があるので、パンフレットなどが欲しい方はそちらで調達してください。
八幡山にロープウェーで登るつもりなら『近江八幡おもてなしパスポート』の購入もおすすめです。
JR近江八幡駅～官庁街通り
JR近江八幡駅・北口。イオンがあるのが南口です。近江八幡駅から八幡堀までは一本道で行けます。ただ、八幡山に登るためのロープウェーがある日牟禮八幡宮近辺に行くには、最後の方で少しだけ右手に入ります。
北口前の平和堂跡地に、2020年にプラウド近江八幡というマンションができました。
駅の構内にセブンイレブン、駅前ローターリー横にファミリーマート、マクドナルド、ラーメン屋、金券ショップなどがあります。
駅から伸びる道は「ぶーめらん通り」と言います。地図を見れば明らかですが、「く」の字型にカーブしているので、その名前が付いたと思います。駅から歩くときに右を歩くか、左を歩くかですが、お勧めは左側です。
歩き出してすぐにあるのが、「カネ吉山本」という近江牛のお店。いきなりご飯が食べたければ、併設されている「特選近江牛肉レストラン ティファニー」で近江牛を堪能できます。
歩き始めたばかりでレストランは・・・という方には、揚げたてコロッケがあります。お帰りの際は近江牛のお土産もどーぞ。
少し歩くと「チーズケーキの店 アンデケン」というケーキ屋さんがあります。店名の通りチーズケーキが美味しいと有名なお店です。店内で食べることもできるので３時のおやつにどーぞ。アンデケンとび太くんも目印です。
さらに進むと「く」の字のカーブに差し掛かります。カーブを曲がると八幡山まで一直線です。
カーブを曲がって少し歩くと、「たねや 近江八幡店」があります。
全国的にも人気になったクラブハリエのバームクーヘン。たねやグループの創業は滋賀県近江八幡市です。ここが元々は本店でした（今は日牟禮八幡宮の方を本店としているようです）。 バームクーヘンの箱のような外観が特徴のお店です。「たねや」となってますが、バームクーヘンも売ってます。単にお菓子を買うだけであれば、この店がこじんまりとしていて一番楽です。
駐車場は、店の横には10台程度しかないですが、道路を挟んで反対側にもあります。
- 定休日：年中無休（1月1日を除く）
- 営業時間：月～土 / 9:00～19:00、日・祝 / 8:30～18:30
官庁街通り～八幡堀
４車線の官庁街通りを渡るとセブンイレブンがあります。ここから先はスギ薬局くらいしかないので、必要なものがあればここで買っておきましょう。
さらに歩くと、県道2号線（朝鮮人街道）と交差します。元々の朝鮮人街道はもう少し北側の旧市街を通る道ですが、今はこの道を朝鮮人街道と呼ぶことが多いです。
この角にはガストがあります。ここから先や八幡堀周辺にも飲食店は多数ありますが、小さい店が多いです。
ここで半分くらいまで来た感じです。
朝鮮人街道を渡ると、右手奥に学校のグラウンドが見えます。八幡商業高校のグラウンドです。
八幡商業と言えば、近江八幡の偉人・ヴォーリズさんが英語教師として赴任した学校で、今の校舎も設計はヴォーリズさんのようです。由緒ある学校で、総理大臣も輩出しているのですが、近年の卒業生で有名なのは、東北楽天ゴールデンイーグルスのエース・則本昂大でしょう。
このあたりは少しだけ勾配があります。さらに歩いて行くと、左手に小学校があります。八幡小学校です。
小学校の手前の交差点を右（東方向）に入っていくと八幡商業高校があります。
これがまた、なんとも歴史のありそうな建物です。
これは大通り沿いから見える姿なのですが、実はこれ正面ではありません。子どもたちは普段ここから出入りするのですが、路地を入って正面に回ると・・・、こんな感じです。
歴史を感じさせる立派な建物です。おそらく通っている生徒たちは、なんてことなく普通だと思っているのでしょうが。それどころか、近隣の学校が綺麗に建て替わる中、古い学校って思ってるでしょうね。
八幡小学校を過ぎた角に、喫茶店があります。写真が古くて、今は店名が変わってます。
これを目印に右に入ると、旧市街の古い街並みに繋がります。
駅前にあった「カネ吉山本」の八幡店もあります。とび太くんがいます。
日牟禮八幡宮や八幡山へのロープウェーの方に向かうには、ここで曲がって見てもいいでしょう。
カネ吉山本まで行かずに１本隣の道で曲がると「新町通り」ですが、無視して真っすぐに歩き続けます。
市営小幡観光駐車場に着きます。
この交差点から右に１本入った「新町通り」に観光施設がいくつかあります。
さらに進んで、次の信号がある交差点を曲がると、老舗の和菓子屋「和た与」があります。近江八幡名物の丁稚羊羹が人気です。
メンターム資料館、白雲館、日牟禮八幡宮、八幡山ロープウェーに行くにもここを曲がります。
曲がらずにまっすぐ突き進むと、八幡堀に突き当たります。
八幡公園の方から歩いて八幡山に登る場合は、ちょっと左に進んで八幡堀を渡り、近江八幡市立図書館の奥から登ることができます。
近江八幡駅から八幡堀まで歩いてみました。3kmも無いので、大人の足なら30分もあれば来られます。時間があれば、散歩がてら歩いてみるのもお勧めです。
コメント