今日は近江八幡市ではありません。お隣の東近江市になります。
『藤の花』が有名な「御沢神社(おさわじんじゃ)」に行ってきました。実はこの神社、藤の花だけではなく、色々と凄いところです。
御沢神社(おさわじんじゃ)
御沢神社とは
御沢神社は「推古天皇の時代(約1300年前)に聖徳太子が蘇我馬子に命じてこの一帯を開墾された折りに、田用水の溜め池として清水池・白水池・泥水池をつくり、神社を創建した」といういわれのある歴史ある神社です。白水池伝説という悲恋話も伝わっています。
聖徳太子に関連する場所の一つです。
鳥居がたくさん並んでます。
2個目の鳥居の彫刻が凄いです。
場所・アクセス
- 住所: 東近江市上平木町1319-1
- 駐車場:約20台(無料)
- 最寄バス停:平木
- 最寄り駅:平田駅(近江鉄道)
公共交通機関で行く場合は、JR近江八幡駅(南口)から近江鉄道バス・日八線〔近江八幡駅-日野駅-北畑口〕で「平木」降車です。
もしくは、JR近江八幡駅で近江鉄道に乗り換えて2駅「平田駅」まで。そこから1kmちょい、徒歩20分です。
神社の目の前は一面の田んぼ。カエルの鳴き声がします。遠くに見えるのは右が太郎坊宮のある箕作山、左が観音正寺がある繖山、左端に見えるのが瓶割り柴田の瓶割山です。
藤の花
正面鳥居の左側にも藤棚がありましたが、他にも多数の藤棚があります。
5月中旬は藤の花が見頃です。
駐車場の奥にあった藤棚。
藤の花のグラデーションが綺麗です。
神社内にも庭と藤棚があります。
境内には棚面積250平方m余りもの藤棚があるそうです。
御澤の神鏡水
御沢神社で有名なのは藤の花だけではありません。
池の地下より引かれている御澤の神鏡水は、近江の名水として名高く、参拝後に備え付けのコップで飲んで帰ると御利益があるそうです。
竜の口から途切れることなく水が流れ出ています。地下水をポンプで汲み上げているようです。近くの人はポリタンクで大量に汲んで帰られます。
境内にある池には鯉が泳いでいます。
本殿裏の池にはこんな看板が・・・。
七福神
藤棚と神鏡水以外の見どころとして、やたらと石像が置いてあります。
- 毘沙門天(びしゃもんてん)
- 寿老人(じゅろうじん)
- 弁財天(べんざいてん)
- 恵比寿天(えびすてん)
- 大黒天(だいこくてん)
- 福禄寿(ふくろくじゅ)
- 布袋尊(ほていそん)
ということで、七福神です。
他にも、何もゆかりが無いと思われる「二宮尊徳先生」像や、母子授観音像などがあります。
最後に、交通安全のカエルを撫でて帰りました。
境内には多数の池と屋根のついた休憩所もあり、今の季節なら藤の花を眺めながらのんびりとお弁当を食べたりするのも良さそうです。
ただし、藤の花の下では花の香りに誘われてハナアブさん?クマバチさん?がブンブン飛び回っているので、虫が苦手な方は藤棚の下に入らず、外から鑑賞してください。
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