2019年2月17日(日)に、JR安土駅(滋賀県近江八幡市)の完成記念オープンイベントが開かれました。市長も来ていて京都新聞にも取り上げられていました。
完成記念と言っても、駅舎の方は随分前に完成していて、今回のメインは駅南北の駅前広場が整備されたというところです。
新しくなったJR安土駅、早速紹介していきましょう。
2月2日の状況はこちら
安土駅 北口駅前広場
北口は安土町のメイン観光施設である、安土城跡、県立安土城考古博物館、安土城天主 信長の館などがある方向です。
2月2日時点では日本統一にでも行っていたのか不在だった織田信長像が北口に戻ってきました。そして、その手前に見えるのは・・・
飛び出し坊や・とび太くん、信長バージョン(たぶん)。先日までは観光案内所の中に置かれていましたが、駅前広場が完成したということで、駅から信長像に行く横断歩道横に移動してました。
安土駅 南口駅前広場
南口は、駅に隣接して安土城郭資料館があるのと、少し南には旧伊庭家住宅(ヴォーリズ建築)、ももクロメンバーも訪問した佐々木さん発祥の地・沙沙貴神社があります。
そして今回新たに南口に置かれたのは、
相撲モニュメント・力士の像です。
向きを変えてもう一枚
なぜ相撲の像かというと・・・
「元亀元年(1570年)三月三日、織田信長は近江国中から相撲取りを集め、常楽寺で相撲を取らせました。安土城築城後は安土山を会場として、毎年のように相撲を行っています。」
とのことで、今の大相撲のような興業としての相撲を始めたのが織田信長なのだそうです。
ちなみに、常楽寺という寺は現存しません。
大昔にはこの常浜水辺公園の辺りにあったらしい。
干拓されるまではここまで琵琶湖の内湖が来ていたようです。
また、この辺りの元々の地名が常楽寺で、その後、安土に改称されたようです。
今では、安土町常楽寺という地名だけが残っています。Googleで見ると、沙沙貴神社の辺りから安土駅を越えて、西の湖の大半というかなり広範囲になります。
常浜水辺公園はまた行ってみましょう。
それよりも・・・
車を停めた直後から気になっていたのですが、
「全然、完成してないやないけー」っと突っ込みたくなるような状況でした。
2/2の時点で怪しいとは思ってましたが、北口を間に合わせるのが精いっぱいだったみたいです。南口は取りあえず相撲像だけ置いておこうかと・・・。
イベントの映像や写真は完成したように見えたのですが、わざと映して無かったのでしょう。
新聞とかの記事では、よく読むと”ほぼ”完成とか微妙な表現で書かれていました。
まだもうしばらくかかりそうです。
来年のNHK大河ドラマは『麒麟がくる』ということで、明智光秀が主役ということは安土にも注目が集まると思います。それまでに完成してれば十分です。
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