近江八幡市内には、舟・船に乗って景色を楽しめる場所がいくつかあります。どこがお勧めかは、何を見たいか、季節、人数、予算などによっても変わるので、その判断となる基本的な情報を紹介します。
場所で大きく分けると下記3ヶ所になります。
- 八幡堀
- 近江八幡の水郷
- 西の湖
一番有名なのは2の西の湖園地を中心とした水郷地帯を遊覧する『水郷めぐり』です。
今回は、『1.八幡堀』について、乗船場所と特徴などを紹介します。
これからの季節、八幡堀沿いは桜が綺麗です。水上から眺める桜もおすすめです。散り始めの季節は、水上の桜の花びらと堀沿いの桜並木で一層綺麗です。
八幡堀を水上から楽しむ 舟乗り場
八幡山の麓、豊臣秀次が築いた八幡堀を舟・船でめぐります。四季折々の風景が楽しめます。
乗場は2ヶ所あります。一つが手漕ぎ、もう一つがモーター船です。それぞれに良さがあるのでお好みでどーぞ。
八幡堀めぐり
白雲館前の白雲橋の東、かわらミュージアムの近く、お食事処・和でんの裏に乗場があります。
日牟禮八幡宮やかわらミュージアムの道路側から来ると、飛び出し坊や・とび太くんが・・・。
こちらはモーター船です。名前は『和船あきんど号』と言います。モーター船なので、航路が長いです。googleのクチコミを見ると、手漕ぎとごっちゃになっているコメントが多くありますが、手漕ぎは次の新町浜の方です。
乗場の奥、かわらミュージアム前での180°ターンが見ものです。白雲橋の下も通ります。
料金・時間・運行ルートなど
- 料金:大人 1,000円(税別)、小人(小学生以下) 500円(税別)、幼児無料
- 約35分
- 運行ルート:かわらミュージアム前~赤レンガ工場跡まで
お店の詳細
- 近江八幡市多賀町
- 定休日:不定休
- 予約・問い合わせ:0748-33-5020
- 乗場直通携帯:090-6977-0045
営業時間
- 10:00~15:30(春、秋)
- 10:00~16:00(夏)
- 10:00~15:00(冬)
- 12月、1月、2月:完全予約制(当日予約OK)
- 3月~11月末:予約の場合、一週間以上前までに
地図はこちら
専用の駐車場はありません。
パンフレット
お堀めぐり(Gallery Space 新町浜)
喫茶、お土産、葦製品などのお店もされています。白雲館から少し西へ、ヴォーリズと少女の像から八幡堀の方に入った場所です。
かわらオブジェが目印です。八幡瓦のランプシェードなども売ってます。
ここの特徴は、日本一遅い乗り物『手漕ぎ和船による「八幡堀めぐり」』です。
料金・時間・運行ルートなど
- 料金:大人 1,000円(税別)、小人 500円(税別)、小学生未満無料
- 約30分
- 運行ルート:東は白雲橋まで、西は図書館近くのスギ薬局のところまで
お店の詳細
- 〒523-0837 滋賀県近江八幡市大杉町30-1
- 定休日:水曜日(冬期は金土日のみ営業)
- 営業時間:10時~16時(土日祝は17時)
- 予約受付:0748-36-5115
地図はこちら
お店の横に数台分の駐車場があります。
詳細はこちら
お店のパンフレット
「近江八幡市 郷土資料館」の横にもお店があります。
まとめ
それぞれに良さがあるので、どちらがお勧めとかは有りません。
航路の長さを取るなら
和船あきんど号の方が、モーター船の分、航路が長いです。立地的にもかわらミュージアムから、白雲橋、新町通りと、八幡堀観光の中心を進みます。メジャーなのはこちらです。
風情を取るなら
新町浜の方は、手漕ぎ和船のため、よりゆったりと船頭さんとの会話も楽しみつつ、情緒ある八幡堀めぐりができます。
時代劇のロケ地としても有名な八幡堀で、NHK朝ドラ「あさが来た」のお姉ちゃん「はつ(宮﨑あおい)」の気分を味わえます。
どちらも決まった時間に出航ではないです。確実に乗りたいなら電話で事前問い合わせをした方がいいです。
近江八幡の水郷についてはこちら
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