「佐々木さん発祥の地、ももクロの聖地、沙沙貴神社に参拝したら・・・前編」に続く後編です。前編では、沙沙貴神社についての歴史と、参拝の様子を紹介しましたが、実は、沙沙貴神社は、9月初めの台風21号で、滋賀県内でも最も深刻な被害を受けた場所だったのです。
大分片付けられていましたが、まだまだ被害の一端が伺えたので紹介します。
沙沙貴神社の台風21号被害
まず参道です。前編の写真では何もない綺麗な状態に見えましたが、”何もない”というのが被害を受けた結果だからです。本来は、参道の左側にも木があったようです。それも半端無い木が。
木の幹が直径1mは有ろうかという木の切り株が転がっています。
先日の写真で写っていない場所は、まだこんな状態です。
切り株にに貼ってあるのは、台風21号直後の様子です。
参道どこ?っていうくらい木が倒れています。
最初の写真の木は、樹齢推定250年のケヤキとのことです。
参道の左側が非常にスッキリとしていたのは、ほとんどの木が倒れてしまい、切り倒されたからです。
参道の右側にある鎮守の森ですが、ここも大木を切った後が幾つも見られます。
奥が透けて見えてますが、元々は見通せないくらいの木があったようです。
倒木は60本余りあったそうです。
楼門を通り抜けた場所にある、拝殿は完全に覆われて改修中でした。
(この改修が元々の予定通りか、台風のせいかはわかりません。見落としました。でもたぶんこれは予定通りの改修。)
後ろから写した本殿です。
パッと見、小ぎれいな状態になっていますが・・・。
実は・・・、
台風直後の北側の本殿屋根は、半分以上が吹き飛ばされて穴が開いてしまっています。
現状は、茶色のトタン波板で覆って、仮復旧しただけの状態です。
本殿裏にある「干支の庭」の後ろも柵が壊れています。
取りあえず綺麗に片付けられていますが、復旧はまだまだこれからです。
沙沙貴神社に義援金のお願い
滋賀県内では台風21号により、三井寺(大津市)、西明寺(甲良町)、彦根城(彦根市)といった国宝や重要文化財でも被害があったようですが、沙沙貴神社も大きな被害を受けました。
氏子さんたちの協力もあり、参拝に問題ない程度に復旧されていますが、完全復旧には1億円程度の費用がかかるとのことです。
境内のあちこちに台風被害の紹介と、義援金を求めるポスターが貼ってあります。
2018年4月にお隣の東近江市で「ももいろクローバーZ」による「ももクロ春の一大事2018 in 東近江市」が開催されましたが、メンバーに「佐々木彩夏さん」がいることから、沙沙貴神社はももクロゆかりの神社となり、モノノフ(モモノフ)の”聖地”の一つになっているようです。
ももクロファン「モノノフ」からも多数の義援金が寄せられていることを紹介する新聞記事も貼ってありました。
ももクロファンに人気の「四つ葉のクローバーお守り」
義援金を募るチラシの表面と、被害と義援金を記事にした新聞を紹介する裏面。中面は被害の状況と復旧作業の経過を紹介されていましたが割愛します。
ということで、全国の「佐々木さん」をはじめとする、佐佐木源氏ゆかりの名字の方々、義援金をお願いします。もちろん全然関係ない名字の方でも構いません。