「運転免許証更新連絡書」が届きました。そこに「守山免許センター建替工事で駐車枠が減っているので、公共交通機関や午後に来て」というコメントが。
今まで即日発行のため、守山運転免許センターで更新してましたが、初めて最寄りの警察署である『近江八幡警察署』で免許更新をしてみました。
守山免許センターの新庁舎が完成したようですが、引き続き駐車場などの整備工事が続いています。新型コロナウイルス感染防止のため、比較的混雑しない警察署での更新がお勧めです。
『近江八幡警察署』での免許更新
滋賀県内の免許更新場所
滋賀県の免許更新場所は主に3ヶ所です。
- 運転免許センター(守山市木浜町)
- 運転免許センター米原分室(米原市入江)
- 最寄りの警察署(大津署、草津署、守山署、甲賀署、近江八幡署、東近江署、彦根署、長浜署、木之本署、高島署、大津北署)
近江八幡市から守山免許センターまで、車なら30~40分で行けるので、今までは免許センターを利用していました。ただその場合、平日でも人が多く半日仕事になります。日曜日は激込みです。
警察署更新の場合、平日に行く必要がありますが、講習開催日に合わせて行けば最低1回の訪問でも更新可能です。日を分けて行っても守山に行くより楽です。
近江八幡警察署の基本情報
場所・電話番号
2016年に文化会館の横から600mほど西に新築移転。
- 住所:〒523-0082 滋賀県近江八幡市土田町1322-1
- 電話番号:0748-32-0110
対象者・受付日時・講習日程
対象者
- 優良
- 一般
受付窓口時間
- 月曜日~金曜日
- 8:30~12:00
- 13:00~16:30
手続き日に、申請書の作成、暗証番号の設定、適性検査、写真撮影などを行います。
講習日時
近江八幡署での講習は優良は「水曜日と金曜日」、一般は「金曜日」です(2021年5月現在)。
- 優良:水曜日 10:00~
- 優良:金曜日 10:00~
- 優良:金曜日 13:30~
- 一般:金曜日 11:00~
講習は手続き日か後日(交付日など)受講する必要があります(2021/5/24現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、手続き日当日の受講はできません)。通常は交付可能日に合わせて受講予約します。
交付は、約3週間後です。
最新の免許更新情報は滋賀県・警察の広場で要確認
持ち物・必要書類
免許更新に必要なものは以下となります。
- 運転免許証
- 運転免許証更新連絡書
- 印鑑(認印)
- メガネなど・補聴器(必要な方)
- 手数料(更新:2,500円、講習:500円(優良))
- 高齢者講習修了証明書(70歳以上の方)
また、IC免許証用の暗証番号を設定する必要があります。
写真は警察署で撮影してもらえます。費用も手数料に含まれるため無料です。
納得のいく免許証写真にしたい場合、更新ハガキの説明に従ったものを持参可能です。スピード証明写真で撮影したもので大丈夫です。
後で免許証の写真が気に入らないと思って再交付申請すると手数料がかかります。3年~5年使うものなのでこだわるなら持参を。ただし写真加工はNGです。
実際の更新手続き
近江八幡警察署での免許証更新手続きの流れ・様子を紹介します。
平日なので建物正面の駐車場も余裕で停められます。
警察署入ってすぐのところが待合スペースで、左側が免許証更新の受付です。迷いようがないほどわかりやすい。
受付
受付で免許証更新連絡書のハガキと免許証を出して、申込書に記入します。
- 申込書記入
- 講習日の予約
- 視力検査
- 暗証番号の登録
- 手数料(更新費用、講習費用)の支払い
- 写真撮影・免許証返却
以上の流れで終了です。受付の隣が写真撮影の部屋なので、ほとんど移動も無し。
講習の無い日だったので、人はパラパラとやってきますが大きな待ち時間も無く、所要時間15分ほどで終了しました。
講習を同じ日に受ける場合は、もう少し時間に余裕をもって来る必要があります。
交通安全協会への入会を手数料支払いの時に聞かれます。任意なので断っても問題ありません。しつこく勧誘されることもありません。加入率は40%程度のようです。
講習
免許更新費用の支払いが終わると、講習受講予定日と免許証交付予定日を書いた紙を渡されます。
予約した日の20分前に受付開始。10分前くらいまでには来てくださいと言われました。
受付・講習は、5階会議室です。
講習当日、10分ほど前に到着。建物を入って突きあたりを右に行ったところにエレベーターがあります。5階(最上階)で降りたら右へ・・・って迷う程ややこしくないです。
受付で免許証を渡し、資料を受け取ります。交付日予定日以降に受講する人は、受付時にもらった交付予定日の書かれた紙を一緒に渡します。
長机に二人ずつで、全部で50人くらいでの受講でした。30分で終了。
終了後、免許証交付日を過ぎている人は新しい免許証を一人ずつ受け取って解散。
免許証交付日がまだの人は、免許証の裏に講習受講印を押してもらった免許証を受け取って解散。交付予定日以降に新しい免許証を受け取りに行く必要があります(有料で郵送も可能)。
受け取り
免許証の受け取りは更新ハガキでは(約3週間後)となってますが、近江八幡警察署では4週間後からとなってました(署内に受け取り可能日が表示してあります)。
免許証は、更新受付日から2ヶ月以内に受け取る必要があります。講習はその間に済ませればいいです。
今の免許証は、受け取り期限まで期間延長してもらえるので(裏に記載)、手続きさえ期間内(誕生日±1ヶ月)にしておけば元々の免許証期限を過ぎても問題ありません。
受け取りは最初に受付をしたのと同じ窓口に、旧免許証と引き換え用紙を提出するだけです。ほぼ待ち時間なしで受け取り可能です。
費用を払えば郵送もしてもらえます。
- 郵送費用 800円(書留及び手数料)
よって、講習の日時に合わせて訪問して受付、そのまま講習、終了後に郵送手続きをして帰れば、1回の訪問で免許更新も可能です。
市内でも遠かったり、平日に時間が無かったりで何回も来るのが面倒な人はどーぞ。
警察署更新:メリット・デメリット
メリット
- 近い
- 人が少ない(駐車場も余裕)
- 所要時間が短い(3回行っても)
- 移動が少ない
守山免許センターは平日でも人が多いので、混雑を避けたい場合、警察署の方がお勧めです。行く回数は、申込日に講習を済ますようにし、交付を郵送依頼すれば1回で済ますことも可能です。その場合、郵送費用が掛かりますが、守山までの交通費や時間を考えたら割が合うのでは?
私の場合、冬から春先にかけてが更新時期になるので、インフルエンザの感染リスクを下げるためや、新型コロナウイルスが騒動になっている中人混みを避けるという点で、今後も近江八幡警察署での更新が良さそうです。といっても次回は5年後ですが。
デメリット
- 当日に受け取れない
- 講習の曜日が決まっている
- 何となく入りづらい
- 写真がイマイチ
自分で取りに行く場合、最低でも2回行く必要があります。ただ近い人なら、手間としては守山免許センターに行くよりも楽です。
水金に時間が作れない人は面倒かもしれません。
写真の写りはイマイチでした(モデルのせい?たまたま?)。気にする人は持参写真で。
基本的にやましいことは何も無いので、一度免許更新で行っておくと、今後何かあった時に警察に行きやすくなっていいかも。入って右に地域課、奥に拾得物の窓口、相談スペースがありました。トイレは奥に入って右折した一番奥にあります。
運転免許証の自主返納について
近江八幡市では、高齢のため運転免許証を自主返納される方に対し、市民バス(あかこんバス)回数券の無料交付をしています。
対象者
- 満65歳以上で、運転免許証を自主返納された方
支援内容
市民バス(あかこんバス)回数券の無料交付
- 65歳以上回数使用券 7,500円分(37.5回分[12.5回×3冊])
- 使用期限なし
- 申請は1回限り
申請窓口
- 近江八幡市 交通政策課(市役所本庁2階)
申請に必要なもの
- 運転免許証自主返納高齢者市民バス回数使用券支援申請書
- 誓約書兼承諾書
- 申請による運転免許の取消通知
(警察署で運転免許の返納手続きを行われた際に発行されます。) - 印鑑
申請書などは下記からダウンロードできます。当然、市役所にも置いてあると思います。
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