今年も新春の定番として、近江八幡市安土町にある「佐佐木源氏発祥の地」でもある『沙沙貴神社』の蝋梅(ろうばい)を見に行ってきました。(2020年1月6日)。
京都新聞に見頃って出ていたので行ってみたのですが、正直ちょっと早いかなという感じ。神社内のあちこちに蝋梅の木が有って、見頃になっている木もありますが、まだ完全に蕾状態の木もありました。
1月から2月にかけて見頃が続くようなので、機会があれば是非どーぞ。
沙沙貴神社(ささきじんじゃ)
場所・アクセス・駐車場
沙沙貴神社の場所、アクセス、駐車場についての詳細はこちらの記事をどーぞ。
京都新聞で紹介されたためかわかりませんが、10台ほど車がありました。
電車の場合、最寄り駅はJR安土駅(普通しか停まりません)となり、南口を出て徒歩で10分(800m)ほどです。
こちらがシンボルともいえる立派な楼門。
蝋梅(2020年)の様子
2020年1月6日現在の蝋梅の様子です。
駐車場の脇にある木が一番よく咲いてました。このほかにも鳥居のところなどあちこちに蝋梅の木が有ります。
木に近づくと花の香りがかなり強いです。一足早く春を感じられます。
今日はコンデジを忘れてしまったためスマホカメラでの撮影です。そのためかピントが合ってない写真が多く、あまり使える写真がありませんでした。
この木はかなり開花が進んでいますが、鳥居の近くの木はまだ全然という感じでした。順番にしばらく楽しめると思います。
干支の庭
沙沙貴神社の本殿の裏に回ると『干支の庭』という場所があります。どんな場所かというと、干支の石像がズラッと並んでいるのです。
2020年は子年ということで一番右端となりました。
正面から見たのがこちら。
「四つ目結」は佐々木氏の家紋です。沙沙貴神社内のあちこちでこの家紋を見ることができます。
台風被害のその後
沙沙貴神社は2018年9月の台風21号で、滋賀県内の文化財としては県内最大の被害を受けました。特に本殿は屋根の3分の2が吹き飛んでしまいました。「干支の庭」の後ろの柵も倒壊しました。
2020年1月現在の様子です。
本殿の屋根については完全に修復が完了しています。
現在は本殿周りの透塀の解体修復工事中のようです。工事終了は2020年3月のようです。
引き続き「奉賛金(寄付金)」のお願いが出ています。
郁子(むべ)
ムベについての伝説は滋賀県近江八幡市北津田町の大嶋奥津嶋神社(オオシマオクツシマ神社)がメインですが、沙沙貴神社にも郁子の木が有り、むべの由来についての札も新しくなっていました。
むべの木には実が一つ残されていました。
ムベの伝説についてはこちら
次は5月のナンジャモンジャで・・・
沙沙貴神社は、蝋梅の他にも初夏(5月ごろ)に花が咲く「なんじゃもんじゃの木」が有名です。
2019年の様子はこちら
また5月に訪問したいと思います。
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